子どもたちが大人になるころの社会を考えて今、何を学んだらよいのか。
新時代の到来を見据えて、学びを考えましょう!
AI時代になると、人間の位置はどうなる?
AI時代の到来を見据えて、子どもたちは学ばなければ未来を生き抜くことはできません。そして、これから先AI時代を生きていく大人も同じです。
AI時代になると以下のような人たちに分かれていくと言われています。
・AIに仕事を取って代わられる人間
・AIやロボットを駆使することによって、今までできなかったことを次々に成し遂げるリーダー的な人間
数年前に「ホモ・デウス」という本が世界的なベストセラーになりました。この本には、AI時代にはホモ・デウスが登場する(ホモ=人間、デウス=神)つまり、AIとロボットを使って神の領域に達する人間が登場するということが書かれています。
たとえば、医者の診断はAIがやり、手術はロボットがやる。銀行もキャッシュレスで人が要らなくなる。こういう時代が目の前に来ています。今あるほとんどの仕事は、人がいらなくなるのです。
AI時代に必要な能力
では、今必要な能力とは何か。僕は大きく分けて2つに分類できると思います。
①AIが持っていない能力
②AIを使いこなす能力
この2つを身に着けた人間が、ホモ・デウスになるのです。
AIが持ってない能力とは・・・
僕は「読解力」だと考えています。
例えば漱石の作品で、奥底にあるものを深く読み取る力。あるいは感受性豊かな想像力、さらに教養、これらがAIが持っていない能力です。
AIは、環境問題を解決するためにはという問いかけに、人間がいなくなることと答えました。これがAIの世界です。我々はそうではなく、一人一人心があり、痛みがあり、悲しみがあり、人生があるわけです。全部配慮して物事を決めていくのが、人間なのです。
そういった感受性・想像力、さらには深い教養、これどうやって身につけるかといったら一番身につけやすいのは読書です。
特に漱石とか鴎外の作品を読み取ることによって、読解力も身につき、自分が経験していない明治大正の時代を頭の中に構築していくという想像力・感性。
読書を通して読み取る力を鍛えておくことが重要です。
AIを使いこなす能力とは・・・
AIは手順を間違ったら動きません。
そこで必要とされるのは、コンピューター言語をはじめとした論理的な言語の使い方。つまり、論理力なのです。
これは論理的な言語で理解し、物事を考え、表現する力。そして、それを使いAIを動かすのです。
例えば、今はSNSをはじめとした不特定多数に対して情報を発信する時代。
相手は不特定多数だから論理的に書かないと伝わりません。
グローバル社会で活躍するために必要な唯一の言語は英語ではなく、論理なのです。英語ができなくても、自動翻訳機が発達します。
モノを考える時も、AIを使いこなす時も必要なのは論理なのです。
どうやって学ぶ?
AI時代に活躍するために、どうやって学ぶか・・それは、詰め込み教育ではありません。学校の成績がよいからといってうまくいくわけではありません。
そのために必要なのは、文学書をはじめとする教養書を読み込むこと。
もう一つは論理的な言語の使い方。この2つを身につけるためには読解力、そして読書こそ必要だと考えています。
よい成績でよい大学に行く人がこれからの時代活躍するとは限りません。となれば、自ら学ぶ力をしっかりと養成していきます。
僕が2歳から12歳までの未来型の新しい教育をやっていきたいと、幼児教育を始めました。全国どこにいても最高の教育を受けられるようにしたいと思っています。
子供の脳は6歳で、大人脳の機能の80%ができあがると言われています。
2歳から12歳で脳を作り、脳をデザインする教育、未来に活躍できるホモ・ゼウスになれる脳を作っていきたいと思い、どこにいても受けられるようオンラインクラス、さらに自由な時間に学べるオンデマンドクラスを作りましたので「論理アカデミー」のHPをぜひご覧ください。